STATIC
ROAR HD CREW
少し特殊な ROAR ウールセーター
「もっと積極的に登山で使いたい」
「バックパックとの擦れに、もっと強くしてほしい」
そんな声から生まれた、ROARのハードユース(Hard Use)モデルです。
ニッカボッカと合わせるクラシカルな登山スタイルのウールセーターは、編み物ならではの伸縮性があり、大きな動きにもストレスなく追従します。実際、周囲にはROARをクライミングで愛用している人もいて、熱がこもりにくい構造と動きやすさは、クライミングにも理にかなっていると感じていました。
そこで今回は、軽さだけを追求するのではなく、ある程度の重量増を許容してでも、耐摩耗性を高めることを優先しました。強度を高めるためにCORDURA®ナイロンも取り入れ、バックパックとの長時間の摩擦や岩との接触に耐えられる生地を目指しました。
耐摩耗性を確かめるため、過剰なテストと称して、山梨県の安山岩に背中をこすりつけながらチムニーを登りました。本来の製品用途とは異なるテストですが、見た目に変化はなく、その耐久性に驚かされたのも事実です。
ウールセーターにCORDURA®を組み合わせるのは、少し珍しい選択かもしれません。もちろん、軽さや柔らかさだけを考えれば、ほかの選択肢もあります。
それでも、「できるだけ長く、一着を使い続ける」ことを考えたとき、軽さと引き換えに得られるものもあるはずです。
そんな考えから生まれた、これまでとは少し違うROAR ウールセーターです。
> Roar HD Crew
他のROARシリーズよりアクティブなシーンを想定して、レギュラーフィットを採用。袖巾や胸巾を絞り、袖口は眺めのリブにすることで、動きやすさとすっきりとしたシルエットに仕上げています。
ロアー HD クルー
撚糸(ねんし)とは、複数の糸を撚り合わせた糸のこと。ひとつの種類の糸から作られた中が空洞になった手編み用の糸、ポリエステル糸×ウール糸など種類の違う糸をひとつの糸にしたものなどがあります。
また、撚糸は撚りの回数によって硬さや強度が変わるので、仕上がりをイメージして撚りを細かく調整、試行を繰り返して撚糸を完成させていく熟練の技なのです。さらに、撚糸を起毛させたり特殊な形に加工したり手が加えられたものは「意匠撚糸」と呼ばれます。

日本ならではの技術
撚糸の中でも意匠撚糸というのは特殊な技術が必要なもので、実は日本には意匠撚糸において非常に優れた技術をもった会社がいくつかあります。
多くのメゾンブランドなどが、見たこともないような生地で服を作っていたりすることがあるが、そういったものの中にはこの日本の高い技術を背景としているものも少なくない。大量生産品では通常やらない、手間とコストがかかる特殊な意匠撚糸は、日本ならではの技術を追求した結果でもあり、唯一無二の誇れるノウハウといえます。

Octa®×ウール"ROAR HD"シリーズ誕生
STATICでは、この意匠撚糸技術に着目し、中空のOcta®糸に、CORDURA®ナイロンと ウールを撚り合わせました。ウールの保温性を加えつつ、CORDURA®ナイロンと組み合わされた耐摩耗性が高い糸、この糸を小さなループ状にし、Octa®糸を絡ませることでボリューム感を持たせながら、軽量かつ高い耐久性を目指したニット生地です。
そして、この糸を使って丸ごと編みあげるホールガーメントによりニット製品を作りました。ホールガーメントでは糸からそのまま衣類を編んでいきます。通常Tシャツやフリースは生地裁断時に20〜30%ほどはロスとなり使えずに裁断ゴミになります(※)。しかしホールガーメントでは1着まるごと編み上げた場合、たった約6gの糸クズしか排出されない、ロス率で言うと5%以下のエコな製造方法なのです。
※STATICでは裁断ゴミも捨てずにリサイクルや糸に戻す取り組みをしています。
商品特徴
PRODUCT FEATURE
商品スペック
PRODUCT SPEC
環境性
SUSTAINABILITY
CO2排出削減
マイクロプラスチック対策
ゴミを出さない物作り
